代表的な疾患|名古屋市中村区の整形外科|平野整形外科

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代表的な疾患

頚椎症

肩から首、手にかけて痛みやしびれが生じたり、肩甲骨付近に痛みを感じたりします。痛みの程度は軽いものから耐えられないようなものまでさまざま。神経根や脊髄が圧迫されることで発症します。脊髄が圧迫される頚椎症性脊髄症、脊髄から分かれて腕に伸びる神経根が圧迫される頚椎症性神経根症があり、合併して発症するケースもあります。

頚椎椎間板ヘルニア

首や腕にしびれが生じるほか、足のもつれ、歩行障害などを引き起こします。箸が使いにくい、ボタンがかけづらいなどの症状が出ることもあります。背中をつなげるクッションのような役割がある椎間板が後方に飛び出して発症します。加齢による場合が多く、誘引なく発症するケースがあるほか、スポーツの影響や姿勢の悪さが原因となる場合もあります。

ストレートネック

慢性的な肩こりや、首の痛みを感じます。進行すると頭痛や片頭痛、手足のしびれ、めまいなど全身のさまざまな部位に不調を引き起こすこともあります。本来、湾曲している首の骨がまっすぐになる状態で、長時間のデスクワークやPC・スマホ使用のほか、過度な姿勢矯正が原因となる場合もあります。

胸郭出口症候群

肩や腕、肩甲骨付近が痛んだり、腕を上げるとしびれたりします。手の小指に痛みやしびれなどの感覚障害があり、握力低下や運動麻痺が生じる場合もあります。頚椎から手の先に伸びる神経・血管は鎖骨の下を通っていて、この神経・血管が鎖骨と肋骨に挟まれて圧迫されて発症します。