代表的な疾患|名古屋市中村区の整形外科|平野整形外科

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代表的な疾患

リウマチ

初期は手足の指の関節が腫れてこわばり、進行すると膝関節や股関節に痛みが現れて、日常生活が困難になります。悪化して関節が破壊されると指が短くなったり、変形したりする可能性もあります。また、全身症状として倦怠感や貧血、微熱などが現れることもあります。原因は不明ですが、細菌やウイルス感染、遺伝的要因などによる免疫異常で発症すると考えられています。

痛風

足の親指の付け根が赤く腫れ、激しい痛みを感じます。発作的に足の甲や足首、アキレス腱、膝関節、手関節に症状が現れることもあります。原因は、尿酸値の上昇によって尿酸塩の結晶が関節内に生じて白血球が反応するため。尿酸値は肥満や暴飲暴食、激しい運動によって上昇するとされています。高尿酸結晶状態が続くと、腎不全になるおそれもあります。

偽痛風

前兆はなく、発作的に膝関節やその周辺が赤く腫れて強い痛みを感じます。発熱や体重減少を伴う場合もあるほか、膝関節以外に肩関節や足関節に症状が現れることもあります。高齢者に多く、通風より痛みは軽いのが特徴。症状は数日から1週間程度でおさまります。尿酸以外の結晶で発症する関節炎の総称で、原因は主にピロリン酸カルシウムの結晶です。