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WEB問診
●高血圧
血圧が高い状態が続くと血管に圧力がかかって壁が傷つきやすくなり、徐々に厚く硬くなる動脈硬化が進行します。
動脈硬化はさまざまな合併症を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病など重篤な疾患につながる可能性があるため注意が必要です。血圧が上がる原因は肥満や塩分の摂りすぎ、喫煙、ストレスなど。血圧上昇を防ぐためには、生活習慣の改善を意識することが重要です。
●糖尿病
血液中に含まれるブドウ糖の値（血糖値）が高い状態が続くと、全身の血管にダメージを与えてしまいます。
糖は通常、体内で分解されてエネルギーに変わりますが、糖尿病になると分解ができなくなり血糖値が高い状態が続きます。放置すると失明や腎不全、脳卒中、心筋梗塞などを引き起こすおそれもあります。食生活を見直し、適度な運動を心掛けることが大切です。
●脂質異常症
血液中に含まれる脂質の値が基準から外れた状態です。悪玉コレステロールや中性脂肪が多過ぎる、または善玉コレステロールが少な過ぎると動脈硬化が進行し、自覚症状がないまま、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの発作を起こしてしまう可能性があります。
カロリー過多の食生活、飲酒、喫煙、運動不足などの影響が大きいため、生活習慣の改善や適度な運動で進行を防ぐようにしましょう。
メタボリックシンドロームについて
お腹の内面や内臓の周りに脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満に加え、高血圧・高血糖・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態が、メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）に該当します。内臓脂肪が溜まると動脈硬化が急速に進み、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる重篤な疾患を引き起こす危険性が高まります。メタボリックシンドロームの疑いがある場合は、早めに治療や生活習慣の改善に取り組むことが大切です。